たいへん希少ないちごのプレート、今回は、そのなかでも入手困難といわれる1840 - 1876年のバックスタンプがついたお皿をご紹介します。しかも大きなダメージのないすばらしい状態です。

いちご柄の白いレリーフ皿にハンドペイントで色がのせられています。クレイユ・エ・モントローのプレートの中でもことに有名なシリーズですが、なぜなら、ショパンが愛した作家ジョルジュ・サンドがオーダーし、愛用したものだから。フランスではアンティーク界で「ジョルジュ・サンド」といえばこのシリーズを指します。

葉の色は濃淡２色で描きわけられ、イチゴの花やつぼみがぷくぷくとかわいい！根まで描かれているのが個人的には気に入っています。「男装の麗人」として知られるジョルジュ・サンドですが、意外とかわいいものがお好みだったのですね。　いちごシリーズという名前なのに、果実のいちごがないのは彼女の好みなのでしょうか。タイムスリップしてこのシリーズについて話を聞いてみたいです。
女流作家のお眼鏡に叶うよう手を抜かず、細部にまでこだわり抜いたクレイユ・エ・モントローの逸品です。

直径21,5cmのプレート。なにを載せるか考えただけでわくわくします。

【状態】
全体的にはこの年代のアンティークとしてはとてもいい状態です。ヒビやかけもありません。あるのは、裏面の縁の小さな傷（写真）。ただ釉薬がのっているので制作時についたものだと思います。また長い時を経たものですので多少の汚れや細かい傷、釉薬のムラ、製作時の付着物などはございます。それもアンティークの魅力として愛でていただけたらうれしいです。

プレート１枚の価格です。

◉窯　クレイユ・エ・モントロー　バックスタンプあり
◉時代　1840 - 1876年
◉サイズ　直径215mm
◉重量　293g

※アンティークやブロカント品の販売につきましては、返品対応をいたしておりません。
古いものも多く、汚れや傷などの経年変化がある場合がございます。
時間を経た風合いとご理解いただけますようお願い申し上げます。
特筆すべきダメージがある品については、できる限り状態を記載いたします。ご不明な点がありましたら、ご購入前にお問い合わせください。
※商品の色合いは、写真と実物で異なる場合がありますので、ご注意ください。
※環境への配慮でリサイクルの梱包材を使用する場合があります。ご了承ください。

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