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BLOG

2025/12/21 11:22


若きファーストレディと、

コスチュームジュエリー



「偽物なのに、なぜこんなに美しいの?」

コスチュームジュエリーを初めて手に取ったとき、多くの方がそう感じるかもしれません。

けれど、20世紀のファッション史を振り返ると、
“本物であること”よりも、“どう装うか”を選んだ女性たちが、たしかに存在していました。

その象徴的な存在が、ジャクリーヌ・ケネディです。



ジャクリーヌ・ケネディが愛した「フェイクの宝石」


1960年代初頭。
世界中の女性が、彼女の装いに憧れました。

シンプルなスーツ、端正なヘアスタイル、抑えた色使い。
そのなかで、彼女があえて選んだのが、コスチュームジュエリーでした。

彼女は、
本物の宝石を持っていました。
けれど、日常や公の場ではフェイクを選ぶことが多かったと伝えられています。

理由は明快です。

「ジュエリーは、富を誇示するものではなく、
スタイルを完成させるためのもの」

ジャッキーにとってコスチュームジュエリーは、代用品ではなく、意思のある選択でした。


コスチュームジュエリーの誕生と黄金期


コスチュームジュエリーが花開いたのは、1920〜60年代。

−本物の宝石を使わないことで、デザインの自由度が高まった。

−女性たちが社会へ進出し始め、軽やかで着替えるように楽しめる装身具が求められた。

この時代、
シャネル、ディオール、グロッセなどのメゾンが、
本物ではないからこそ美しい、見たこともない大胆なデザインのジュエリーを次々に生み出します。

フェイクの石、ガラスのストラス、メタルの造形。
そこには、それまでの宝石の常識を超えた、美がありました。


私とコスチュームジュエリーの最初の出会い


私自身が初めてコスチュームジュエリーを買ったのは28歳のとき、東京の百貨店でした。

正直にいえば、
「偽物にこの値段?」
そう思いました。5万円台だったと記憶しています。

けれど、売り場の方が語ってくれた
ジャクリーヌ・ケネディの話に、心を掴まれました。

本物の宝石を身につけられる大人の女性に憧れる一方で、
本物も似合うけれど、フェイクも楽しめる女性。
その姿が、私の中でひとつの理想像として生まれた瞬間でした。

あの日手にしたジュエリーは、今も私の手元にあります(上の写真です)。


コスチュームジュエリーの本当の魅力


コスチュームジュエリーは「偽物」ではありません。

それは、
☑️デザインを楽しむためのジュエリー
☑️年齢や立場に縛られないジュエリー
☑️自分の美意識で選ぶジュエリー

そして何より、
装う人の知性と余裕を映すものだと思っています。


本物だけが正解ではない。

本物だけが、女性を美しくするわけではない。

フェイクを“堂々と装う”ことは、美意識のある大人の証。

もし、コスチュームジュエリーをまだ知らない人がいたら、ぜひ一度、その世界に触れてみてください。

きっとそこには、時代を超えて愛されてきた
自由で、美しい選択があるはずです。





今回ショップサイトでご紹介したコスチュームジュエリーは、すべてフランスで出会い、ひとつひとつ状態を確かめて迎えたものです。

時代も、デザインも、背景も異なりますが、
共通しているのは「装う楽しさ」を思い出させてくれる存在であること。

現在ご紹介しているコスチュームジュエリーは、
オンラインショップの【アクセサリー】カテゴリーにまとめています。

▶︎ Villa Montrose|Accessory Collection


日常の装いに。
特別な日のワンポイントに。
そして、自分自身への静かな贈りものとして。
ぜひゆっくりご覧いただけたら嬉しいです。