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2025/10/20 13:04



本格的な秋が訪れると、南仏の光はぐんと柔らかくなり、テラスや庭の時間が楽しく感じられる季節になります。

そんな季節に合わせて、南フランスで見つけたアイアンのガーデン雑貨を集めました。
どれも時を経た風合いが魅力の一点もの。
アイアンものは、フランスでも年々品薄かつ高価になってきていて、いいものに出会うことが少なくなっています。

わが家でもリルシュルラソルグの家をリノベーションした際に、窓辺のアイアンの手すり用に探し回りましたが結局見つからず、アイアンの職人さんにオーダーで作ってもらいました。
アイアンにしか出せない素敵な雰囲気というのがあって、わが家にはなくてはならないものと思い、奮発しましたが、大正解でした!

古いアイアンの魅力、感じていただけたらうれしいです。



🌻アクアブルーのフラワースタンド 20世紀中頃


やさしいアクアブルーのアイアンのフラワースタンド。

まるで南仏の空気をそのまま閉じ込めたような色合いです。


3段のデザインで花を立体的に飾ることができ、

玄関やバルコニーのコーナーを軽やかに演出してくれます。


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🌱フラワースタンド 横置きタイプ 20世紀前半



繊細な曲線が連なる、横長のアイアン製フラワースタンド。

ひとつひとつの渦巻きが手仕事で仕上げられており、

アンティーク特有の優雅な存在感です。


花を飾るのはもちろん、雑誌やファブリックを入れても素敵。


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🌸ガーデンチェア 白ペイント 19世紀



白いペイントがやさしく剥がれた、古い折りたたみ式のアイアンチェア。

背もたれの曲線が美しく、19世紀のフレンチ・ガーデンらしい

軽やかで品のあるデザインです。


ペイントの剥がれやサビも、時を経た証としてそのままに。

テラスや室内で花を添えれば、まるで絵画のワンシーンのようです。

めずらしい折りたたみ式。折りたたんで立てかけておいても絵になります。


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🪻18世紀末頃のガーデンテーブル 


長い時間を経て錆びた鉄の表情が美しいガーデンテーブルです。

天板のペイントが薄く残り、淡いブルーと錆の赤褐色が交わる様子はまるでアートピース。


テラスや庭に置くだけで空気が変わり、

花器やキャンドルスタンドをのせるだけで、美しい情景が生まれます。


小さなスペースにも置ける軽やかなこのサイズ感は、大変レアです。

錆びの美しさを愉しむ、フランスらしい一台です。


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🌸1900年代前半の3段アイアンカート



プロヴァンスの家庭では、

こんな小さめカートを野菜や果物を入れてキッチンに置いてあったりしますが、

こちらは格別にかわいいです。なかなか出会えない珍しいお品です。

庭に置いてガーデニンググッズを入れたりしても素敵。

車輪も現役、コロコロ転がせて楽しいです!アイアン製で、カゴ部分は取り外せます。頑丈な作りです。
暮らしに遊び心を。


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